2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

テレビ「お散歩」番組

旅人と称するレポーターが、都内各所あるいは近郊沿線を散歩して、そこで出会う風物や地域の人たちを紹介する番組がある。 多くは東京が中心となっていて、地方が殆ど無視されているようなのが残念といえば残念。東京一極集中、と目くじら立てるほどのことは…

オペラ「カルメン」に涙

「カルメン」については、アマチュア・オーケストラで舞台下のピットに入り、その難しさに大いに泣かされた思い出がある。ピットからは、いくら舞台を見上げても、歌手の声はすれども姿は見えず、頼るは指揮棒だけで、正直申して心細くて楽しむどころではな…

訂正します

以前の「◇ 新聞各社の世論調査のミョー」のコメントで、次ぎのようなことを述べました。 ----- 私は新聞社が支持する政党の機関誌として活動することは一向に差し支えないことだと思う。但し、その前に「中立、公明正大」の看板を降ろすことが必要だが。 「…

● 大反響とは? 城山氏の場合

肉親を亡くされた方から伺った話。 愛妻を亡くされた城山三郎氏の愛惜の遺稿「そうか、もう君はいないのか」が(週刊誌によると)「大反響 大増刷 ! 」なのだそうだが、少しく違和感を覚えたとのことであった。 最愛の人を失ったことは何ものにも代え難く悲…

● 時事寸感(11)女性の品格 阿久悠 世論調査

◇ 女性の品格の受け止められ方 坂東眞理子氏のこの大ベストセラー作品について、知りたいことがある。 この作品の先を行く同じく大ベストセラーの「国家の品格」、「大人の見識」は、それぞれ警世の書として、世の注目を浴びたものだが、この「女性〜」につ…

● 時事寸感(10)高齢者CM、英語公教育

◇ テレビCMと高齢者 テレビなどで時代劇が不振である、と伝えられることがある。 その理由は、時代劇の視聴者には高齢者が多く、従ってCMの効果(商品の売れ行き)が上がらない、というところらしい。 高齢者は果たして貧乏なのか(逆ではないか)、という問…

「告知」以前の大問題

経済小説等で健筆をふるった作家・城山三郎氏の遺稿がこのほど発刊された。愛妻との邂逅と死別の顛末を綴った「そうか、もう君はいないのか」。 この題名だけで、すべてが物語られている。悲しいとか絶望とか言うだけのものではなくて、この題名が意味する永…

男料理は「餌」か?

私の友人(還暦年代)は、3年前に妻を亡くし、以来一人暮らし。当然、食事は自分で作る。ある時、参考用にそのノウハウをメモにして貰った。 ご飯、みそ汁はほぼ定石通りだが、副食は魚の干物を多く買って来て、一匹ずつラップで包んで冷凍し、食事ごとに一…