2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

象の背中を誰が見る?(その2)

余命半年の人を扱った小説「象の背中」の映画化が進み、この秋に公開されるという(産経 07.8.28)。 主人公は俳優の役所氏。氏は撮影のために7キロ減量したという。「7キロ減量」というのは、極めて厳しい現象であって、(失礼ながら)知人を例にとると、ま…

音楽閑話(10)ゴンドラの唄 ほか

最近、感銘を受けた歌は、外国人女性歌手 アンネット・ストウルーナが歌う「ゴンドラの唄」である。 彼女は日本の歌曲を主なレパートリーにしているらしく、この世界では有名な存在であるとのこと。何故日本をメインとするのか、おいおいと情報を得たいと思…

ゴンドラの唄

思うところあって黒澤明監督の不朽の名作「生きる」のDVDを求めることとした。 求める理由の一つには、作品のなかで主人公が自分の行く末を覚悟して歌う「ゴンドラの唄」の名場面を見てみたいという気持がある。 このゴンドラの唄は、まるで「生きる」に使わ…

大人の英語学習/寸感(5)

産経の記事(07.8.20)を見て、やっぱりそうか、 と妙に納得させられるところがあった。 記事は「英語は重要 でも何もせず」。 ビジネスマンやOLは、自分の考えを相手に伝える「発信型英語力」が重要と考えていながら、その一方で何もしていない人が 65% 強…

言葉の危うさ

闘病中の知人を見舞った友人の失敗談。 知人の様子を、心配している人たちに知らせようと電話した時のこと、何気持ないいくつかの言葉が、思わぬ波紋を呼んでしまった。 入院患者の個人情報保護のため、病院側ではいささか(当然に)神経質になっている。例…

生きかた上手下手は才能?

ひとしきり医療についての雑感を書いてみたところ、友人から一冊の本を薦められ、購入してみた。 日野原重明「新・生きかた上手」ユーリーク 既刊の「生きかた上手」、「続・生きかた上手」は書店になかったので、おいおいと求めることにしている。 合わせて…

介護の心/人生の答

また知人の話の受け売り。しかし、そう単純簡単な話ではない。 必要あって知人は介護の必要性を申請し、サービスを受けられることとなった。介護の任に当たる担当の方々はいずれも善意の方ばかりで、その心根には感謝あるのみであるが、コムスンの例に見る通…

原点は「食」にあり?

健康と医療に関する素人談義である。 また知人の話を持ち出すが、長年の入退院や通院も「薬石効なく」というか、最近は貰える薬は痛み止めぐらいとなっているらしい。 病院側が「生活の質」と言い出すのは、手術や投薬の 激しい後遺症や副作用に苦しめられる…