2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽閑話(6)/チェロの哀歓

私は40歳でチェロを始めるという奥手だったが、それでも何とか仲間と室内楽やオーケストラを楽しめるようになった。実は、高校生から始めたヴァイオリンの経験が少しはサポートしてくれているということがある。 といっても、ヴァイオリンとチェロは全く異な…

美しい国とは

安倍内閣のキーワード「美しい国」がようやく我々の日常の生活圏になじんできたかのような今日この頃。 しかし、開き直って「美しい国」とは何か? と問われると返答に窮する。 久しく国民にはなじみの薄かった言葉のようで、その抽象的、観念的なところが我…

インタネット/ブログ雑考

インターネットをを始めたのがこの春、そしてブログ(2サイト)がどうにか出来るようになって四ヶ月余、奥手の私にも何となくこの世界の様子が少し見えてきたような感じがある。といっても、画像や音声は全く手つかずの分野だが。そこで若干の感想を。 ◇ イ…

音楽閑話(5)/ピアノの曲

私は弦楽器(ヴァイオリン、チェロ)しか経験がないので、ピアノについては興味はあるが無知にひとしい。(ピアノ学習は、ピアノのある家庭に生まれ合わせなくれば無理なような気がするが、偏見であろうか。大人になってからの学習は別だが)。 管楽器は別格…

「------- と思います」考

首相の施政方針演説があったりすると、決まったように、与党は「良かった」と持ち上げ、野党は「抽象的」,「美辞麗句だけ」,「迫力がない」などとコキおろすのが通例となっている。 あまりにも毎回同じ調子なので、聞く前から、もう分かっているようなものだ…